Moimoi!アマヤです!
最近はコロナウイルスの影響で消毒用アルコールが品薄状態ですよね・・・。
アマヤが通っている病院では、あまりの品薄状態にアルコールの盗難が多発しているという話も聞きました💦
なんと、消毒液がなくて困っていると、理系女子の江田。がアルコールの代用品について教えてくれました。
というわけで、
コロナウイルスの影響で消毒用アルコールの売り切れが続出の今、
アルコールの代わりに消毒液として使えそうなもの3つを比べてみました!
目次
そもそもコロナウイルスに効くものって?
実はコロナウイルスは、脂の防具を身にまとったようなウイルスで、
インフルエンザウイルスなんかもその仲間です。
つまりこの脂の膜を壊せるものなら消毒に使える…というわけです!
では早速身近で使えそうなアイテムを比較していきましょう!
その1!使い方要注意!キッチンハイターなどの次亜塩素酸ナトリウム!
次亜塩素酸ナトリウムとは、よくある混ぜるな危険!
と書いてあるハイターなど塩素系のキッチングッズの主成分です。
「薄めたら使っていいんでしょ?」
と思っている方もいると思いますが、実は危険な薬剤です!
ドアノブなどの消毒には使えますが、アルカリ成分が残ったままとなるので、
消毒後は必ず水拭きをするようにしましょう。
その2!まだ店頭で見かける…もしかして使えるの!?キズ薬代表マキロン!
結論から言うと、マキロンはコロナウイルスには効果がありません…
消毒成分として含まれているベンゼトニウム塩化物は、細菌は殺せてもウイルスに対する効果は薄いようです。
藁にもすがる思いでマキロンにたどり着いた方には残念なお知らせとなりましたが、
キズ薬はメーカーの出している正しい方法で使用しましょう。
その3!こちらも昔ながらのキズ薬オキシドール!
傷口にかけるとシュワシュワ泡立ちめちゃくちゃ沁みるオキシドール。有効成分は過酸化水素水という薬品になります。
昭和、平成生まれの方は馴染みあるものではないでしょうか?
実はオキシドールはコロナウイルスに効果あり!という論文が発表されており、WHOが提案する消毒液の作り方にもオキシドール(過酸化水素水)を入れるとあります!
こちら↓は、オキシドールは濃度3%の過酸化水素水でできており、0.5%濃度で1分以内にウイルスを無力化できるとされています。
1新型コロナウイルス感染症対策ただオキシドールもアルコールほど幅広く使用できるわけではなく、
原液のまま使用すると皮膚が漂白されてしまいますし、皮膚への刺激もあります。
ヘアカラーや髪の脱色を行った人は経験があると思いますが、
ああいう薬剤って頭皮に刺激がありますよね?
あれはオキシドールの漂白作用を利用しているためチクチクと刺激があるのです。
もし使用される際には、オキシドールを6倍程度に薄めてから使用してください。
また、基本的にキズへの利用が目的で販売されているので、
手指の消毒としての利用は完全、自己責任となります。
洋服などに付くと脱色されてしまうのでそういった点も要注意です!
番外編!やっぱり一番は手洗い!
どのサイトでも最後には手洗いをしましょうと締めくくっていますが、それにも深いわけがあります。
一番最初にお伝えしたようにコロナウイルスは脂の膜で包まれています。
この脂の膜を壊す!と書かせていただきましたが、
脂を落とすといえば皆さん何か思い当たるものがあるのではないでしょうか?
使った後、手の油分が落ちるようなもの・・・
そういったものがコロナウイルス退治のヒントとなっています…!
そう!!
油汚れに~♪のCMが有名な食器用洗剤や石鹸などの有効成分である界面活性剤は、
脂を分解して水で流しやすくしてくれるのです!
つまり石鹸を使った手洗いこそもっとも身近で安全で効果があるというわけなのです!
いかがだったでしょうか?
みなさん不安が多い中で過ごされていることと思いますが、
不用意な外出を控え、やむを得ない外出の際はきちんと対策の上で過ごしましょう!Moimoi!